スッピンからコレラを付けていく感じです
制作背景
2000年くらいだったと思う・・・
当時、素組みに墨入れ、気が向いたら筆塗り程度なビギナーモデラーだった ぽ村 。
スッピン
大学生で購入する金も無かったので、ホビージャパンを立ち読みしていたところ
ヒートロッド
なんじゃこれわあああああああああああああ
と、作例記事を見て悶えました
その作例記事(コチラは総集編的な「ガンダムウェポン」からです)
作者は大角基夫。
本人曰く1stガンダム原理主義者
今更1stなんて(ドムは好きだけど)・・・とか思っていた当時のヲレw
バルカン!
大角作品の素材、MGグフ(ver.1.0)はリリースされた当時から評判が悪く、むしろ1stよりZ派だったヲレはスルーしとりました。
しかし、この作例は「キットの出来が何だ、フォルムの違いが何だ、自分のスキルで自分好みに出来ればいいじゃねーか!!」というメッセージに溢れた作品でした。
シールド二つ!
その後、精力的に活動する同氏の「ファントムクロウ」や「マッドドッグ」のシリーズで脳味噌をやられた ぽ村 。
買えない雑誌の同じ記事を何度も読みに行き、脳内に作品の画像をインプット。
MGグフカスタムにMG陸戦ジムを買い、足りないお金と足りない技術と足りない工具で頑張りますた
※当時作った陸ジムがコチラ
http://pomura.blog.so-net.ne.jp/2009-01-17ハンドガンw
しかし、グフの方はなかなか納得いくものが出来ずに、ブログにもうpらず放置。
大角基夫も紙面から去り、
「いつか技術面で及ばないでも、納得のいくグフが作りたいにゃー」
とか思ってました。
というか、いつか作るその日のために、後日入手したガンポンでかの作品の写真を(・д・)ジーッと見続け、分析を怠りませんでした。
ソード
それから14年経った去年、ラルさんの駆るグフR35のフォルムがまるで大角作品のよう・・・と、思った途端、
「こ、これじゃあああああああああ!」とばかりに同キットを購入!!
DIYショップでゴムチューブを捜索し、HGサーペントカスタムをジャンク用に購入し、使えそうなジャンクパーツを倉庫から探し出し(この過程だけで2ヶ月かかった・・・)
サイズは違うながらも(あっちはMGで1/100、こっちはHGで1/144)
15年近く思い描いていた工作法で作り、
このときに供えてとっておいたミスターカラーの旧色を取り出して・・・・
15年越しの工作開始!!!
ようやく制作背景終わりかよ…な、工作ポイント
・頭部…ツノが小さく感じたので、ビルダーズパーツの1/100サイズのツノを付け、モノアイ周りの可動を市販パーツで代替。DIYで買った3.2mm径のゴムパイプを動力パイプの代わりに。
パイプ接続の口元はかなり難物だった・・・
首のポリパーツはそのままだと首が浮いてる感じがしたので、ボール部分を切り取って市販パーツを仕込んだ。
地味に引き出し可能w
・胸部…大角作例を参考にプラ版でディティールアップ
・腰部…両サイドにHG1/100サンドロックカスタムの腰アーマーで追加バーニア制作
動力パイプは口元と同じ
・脚部…基本ディティールアップのみ。スネの羽が地味に面倒だった
・バックパック…1/144HGサーペントカスタム(捜索がかなり困難だった;)のパーツに1/100HGサンドロックカスタムの肩装甲をあわせて作成
・武装…両腕のフィンガーマシンガンは隣の指と一体化してたよ頃したい。コレを分割し、切った接続跡をプラ板貼って削り、丸く修正。
これで別々に動くように
他は・・・なぜかポリキャップの使用が少なく、代わりにプラスチックのキャップで組み立てる鬼仕様。
なのでジャンクのゴムポリキャップを代用しまくり。
塗装前
で、キットについてる背負いモノのブースター
下の方はバーニアを仕込んでます
しかしコレ、肩の動きを阻害する上に、正面から見ても装備してるかわかんないブツ。
なのでコチラの自作背負い物を装備!
背負い物大き目は種っぽいのでちょっと・・・と、思いつつ。
大角御大の作品がモデルなのでアリかなとw
・・・後ろから見たときに見える、連なったバーニアが脳汁出そうなんですけど、どないすかね?
ソードも装備・・・
盾もそうだけど、ソードも従来の1/144サイズより大きめ。
・・・・わかってるんじゃんバンダイ( ̄ー ̄)ニヤリ
上はHGUCグフカスタムのソードね
カラーレシピ
・青…ミスターカラーの旧色ブルー+ガイアカラーコバルトブルー少量
・黒…ブラック
・関節…スプレーのシルバーリーフ
・武器灰色(薄)…スプレーのグレージオン系
・武器灰色(濃)…スプレーのグレー連邦系
せっかくなのでHGUCグフカスタムと
ツノの大きさやらのフォルムの違いがコレでわかるかしらん?
肩の方はR35の方が好み。
パッケージと同じポーズ
そんなこんなでヲレの模型人生を(というか、多分人生までも)変えてくれたモデラーさんと、作品への挑戦、今回はこんなところで勘弁してやらぁ
( ゚д゚)、ペッ
って、負け惜しみなチンピラやねwww
完成したコレを見た模型仲間「うをーwwwカコ(・∀・)イイ!!俺もR35買うー!」
同、(n‘∀‘)「あーかっこいかっこいい。どういえばわからんけどとりあえずかっこいい」
と、好評でした
敬愛する大角作品の写真と
レビュー
・可動・・・3.1点
(背負い物のせいで肩の装甲が干渉する・・・背負いもののロケットは要らないと思う。)
・プロポーション・・・
4.3点
(大変りょうこうかと。1stっぽいフォルムを期待するとダメかな)
・組みやすさ・・・
3.2点
(地味に細かいパーツが多い)
・塗りやすさ・・・
3.9点
(背負い物がモナカな意外はかなり良好。腕や肩にもあるけど、シールドに隠れる等、ごまかしやすい。後ハメ工作も結構楽。)
・オススメ度・・・
3.7点
(プロポーションは良いんだが、コストの問題なのか、肉抜き穴多目。そしてポリキャップが極端に少なく、代わりにプラスチックで代用されてて動きが硬くなる&壊れやすい。ジャンクのポリキャップで代替しないとブンドド派は死ぬ。)
総合
18.2点/25.0点
ああ、そうそう。
今回から撮影ブースを購入して使ってます。
尼で70%オフwww
60センチ四方と大きめなのは、大型キットも考えてということで・・・
・・・・・お次は照明かなぁ