百式は個人的には色々と・・なんとなく作ってしまうカテゴリのMSで、旧1/144、初代HGUC、MG初代で今回が4体目の百式になります
なすっぴん
可動域が広いおかげで、初代MGでは難しかったS字立ちができます!
名前が漢字で、金ぴかな見た目にシャアことクワトロが乗る!
という見た目も中身もインパクト抜群!
20も過ぎて登場したZ、ZZを観なおしたんですが‥
しかし出てくる作品ではシャア乗ったZでも、シャアが去ったZZでも「えー…弱っ…」というかパッとしないんですよな…
Zだとジェリドごときに遅れをとってカミーユにフォローしてもらうわ、最終決戦ではハマーンに「そんなMS」呼ばわりされて手も足も出ずにダルマにされるわ…
本当にシャアなの?このグラサン…とモヤモヤしたもんです
でもそのモヤモヤがヲレを百式に駆り立てるのかもしれん(なんとなくだけど)
な武装
キットとしての百式はかなり混迷を極め、放映当時に発売されたキットは成形色が黄色
「なんでメッキじゃないねん?!」
とファンを怒らせ
ならばと10数年後出した金メッキな初代HGUCは
「こんな安っぽい金色、百式とちゃう!」
とまた怒らせ
ええええ!?!と戸惑ったバンダイが黄色の成形色にクリアコーティングしたバージョンや、よりプラチナに寄せた金メッキのキット(初代MG)をリリースするあたりかなり苦悩の痕跡が見えて…その苦悩の過程を見てみたい・・・とキットに手を出した感じ…なのかも知れんヲレとビームライフル
このMGver2.0が出たのは確か2017年。
さすがにMGを作る気力が失せていたヲレはスルーしたんだが、2019年に某リサイクルショップでジャンク2000円で売っていたコレを発見
武装もパーツも揃って2000円…破格だな…と思って、店頭で観察
すると
・頭部アンテナが折れてる
・メッキがところどころ剥げている
という二点の問題を発見。
脳内でシミュレーションし、さらに蔵書の電撃ホビーマガジンのキットデザイナーでもあるNAOKIの作例の存在を思い出して購入。
「積みの数どうにかしろやks」と嫁に言われていたのを思い出して、隠して家に持ち込むが家について5秒でバレる
あああ、はいすみません・・・
で、去年の夏に「ちょっと軽めの塗装でお茶を濁せる作品が作りてぇ」と手を出しました4年寝かせていたのかよ…
なクレイバズーカ
劇中あまり使わなかったねコレ…特にZZ…でも百式が一番強く活躍したのはZZでジュドーが乗った時なんだよねー
あと、逆シャアでアムロが百式をかなり評価していたっぽいのが記憶にある。
ってことはヘボかったのはあのグラサン?
工作点
・頭部の折れたアンテナをまた衝撃があっても良いように1.5mmアルミ線に置き換え
・脛のシリンダーは個性の見せ所と一部を3mmのアルミ線(緑)に置き換え
・股関節周りの可動を広げるために、電撃ホビージャパン最終号のNAOKI作例に準じて削り込み。股関節接続部を3㎜、周辺の太もも外装の切断で可動域を広め、蟹股感を軽減(デザイナー自身が気になるんなら最初からそうしてや…)
っていうフル装備
扉写真と迷った同アップ
カラーレシピ
・金色…キットそのままの金メッキ
・胸部青…黒サフ後にスプレーのメタリックディープブルー
・フレーム…黒サフ後にスプレーのライトガンメタル
機体各所にリアルタッチマーカーでの墨入れ。そしてらいだ~joe式のアクリル焼き鉄色のスポンジポンポンで全身ウォッシング
仕上げはクリエイティブカラースプレーのマット(クリアー)
・・・ええ、まぁ金メッキのキットを汚し塗装するのは勇気要りましたね
デカール貼り終えた時、キットから「汚すの辞めよーよー?このままでも格好いいよー?」という声が聞こえてきました(幻聴)
でもまぁ過去に作った3体は綺麗な金色で作ったし、このキットはメッキ剥げがあったので、それを隠すために汚し塗装を決行
脚には泥汚しもしてあってイメージとしては映画版でリヤスストラされたキリマンジャロ攻略戦後あたりをイメージしました
グラサンを思わせるツインアイは赤い走査が走るシールがあったのでそれをチョイス。
アップの画像よく見てみてくだせぇ
ヲレはこの百式の中でこの赤い走査が一番好きなんでヤス
・・・ZZの映画版って出ないんですかね?
Zの映画を正史にしちゃうとミッシングリンクがある気がするんですけど…
三番目に組んだMG初代百式は過去にBクラブで展開されたコンバートパーツ(お値段2万円くらいwww)で百式改(https://pomura.blog.ss-blog.jp/2011-09-09)になってます・・な2ショット
NAOKIはその後色々とデザインで炎上し(ヲレは結構良いデザインだなと思ってるんだけど)、このキットも叩かれることがあるんですが…な
レビュー
MG百式ver2.0
・可動・・・3.7点
(パーツの大きさのバランス変えたのとフレームの改善で結構動く気がする)
・プロポーション・・・3.5点
(細すぎると批判があるけど、個人的には元デザインの足潰れた感じが無くなっていていいと思う)
・組みやすさ・・・3.2点
(パーツ数多い。指一本一本動くのはちょっとなぁ)
・塗りやすさ・・・3.0点
(メッキを落とすか否かで1.0にも4.5にもなると思う。メッキの色は派手過ぎず地味過ぎずで良いと思うけど、銀色に寄せすぎと感じる人も居るようで…百式の金色の業の深さがうかがえる)
・オススメ度・・・3.6点
(お高いんだけど、ブンドドやポージングの自由度が高い分MG初代よりは好み。初代の外装パーツが余っていたから、ちょっと理想の百式像を追い求めてみようかと迷ったが底なし沼な工作が待っている気がしてやめたw)
総合17.0点/25.0点
・可動・・・3.7点
(パーツの大きさのバランス変えたのとフレームの改善で結構動く気がする)
・プロポーション・・・3.5点
(細すぎると批判があるけど、個人的には元デザインの足潰れた感じが無くなっていていいと思う)
・組みやすさ・・・3.2点
(パーツ数多い。指一本一本動くのはちょっとなぁ)
・塗りやすさ・・・3.0点
(メッキを落とすか否かで1.0にも4.5にもなると思う。メッキの色は派手過ぎず地味過ぎずで良いと思うけど、銀色に寄せすぎと感じる人も居るようで…百式の金色の業の深さがうかがえる)
・オススメ度・・・3.6点
(お高いんだけど、ブンドドやポージングの自由度が高い分MG初代よりは好み。初代の外装パーツが余っていたから、ちょっと理想の百式像を追い求めてみようかと迷ったが底なし沼な工作が待っている気がしてやめたw)
総合17.0点/25.0点
次回も多分新作