今年はなんか寒くなるの遅いにょー?

まぁどうせ地元は毎年12月第二週まで半袖オッケー☆⌒d(´∀`)ノ
って南国なんですけどw

だから11月も1日からクリマスソングなんて違和感ありすぎなんじゃヤメロやめてください本当に


・・・そう言っているうちに12月ですね
 ぽ村 です

今年後半は渋いのラッシュで今回はザクタンクをご紹介

制作は15年10~11月


脳内設定
DEC 15.UC0091 欧州戦線
「マシンもリサイクルなら、乗ってる連中もリサイクル兵かよwww」
そう言ってオレ達をバカにしていた連中が居た。
みんな死んだ。
戦場で五体満足な体と、リサイクルじゃないMSに乗って、五体満足のまま爆風とともに散った。


「オレ達に悪口言った連中はみんな死ぬって、変なジンクスが部隊にあるらしいですぜ。車長殿?」
両足が無い砲手が火器管制のチェックを行いながらそんなどうでも良い情報を寄越してくる。

「砲手、正確じゃないなその話。」
「あん?」
「『文句言った連中も、気を使って言わなかった連中もみんな死ぬ』これが正確だ」
「うわ笑えねぇ・・・」
「。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ !」

笑えないと言った砲手とは逆に、操縦手のツボには入ったらしい。
チェック中手元・・・もとい足元が狂ったのか、オンボロMSはうなりを上げて雪の中を急発進し、直後に急ブレーキで停止する。

「てめぇ・・・もう煙草に火ぃつけてやらねぇぞッ?!」
「わわ、ソレは、勘弁・・・でもよ、俺達の周りで5年生き残った連中居ないぜ?」
「おい冗談だろ?前に死んだエドは・・・」
「三年。死んでないけどオペレーターのジュンカちゃんは来て2年半」
「うそだろ・・・」
操縦手は両腕と、ついでに左目が無い。
煙草の火どころか、自分のケツ拭きさえ不自由する。
煙草だけでなく、食事も(時々トイレも)砲手が面倒見てやっている。

そう言う砲手も、自分の移動は操縦手の足頼みだ。
手足があるのは車長だけ・・・まぁ、右腕、右足の、かたっぽづつだが、移動も出来れば自分で尻も拭える。

しかし火気管制は制御できない。
足回りも素早く反応できない。
消去法で戦車長ってな具合に、この指定席にもう7年も収まっている。

もっとも、ココにいる三人は消去法でココにいるようなもんだ。

消去法で組み立てられたジャンクMSにはお似合いのメンバー達。


その消去法の塊が、ただいま部隊で一番の撃墜王なんてこれこそ笑えない冗談だ。

可哀想にミンチになり損ねて捕まった連邦の女性パイロットは俺達のことを
「ゴール地点の死神」
なんて呼んでたなぁ
せめて味方からは死神じゃなくて、年の功というかキャリア程度に思ってほしい


「あのねーちゃん、あの後みんなにこってり可愛がられたんスかね?Z乗りって相当恨み買ってますし」
「知らんよ。翌日に死んで他の死体ともども埋められたって話しか聞いてない」
「もったいねぇ・・・オレ達が撃墜したんだから、優先的に回して欲しいもんですよねぇ?ってもうずーっとご無沙汰だから、死体でもいいや。どこら辺に埋めたかわかります?」
「やめろ操縦手。掘れないだろ?」
「砲手は協力してくれないのか?」

気の滅入る様な胸糞悪い話を、小さな電子音がさえぎる。

緊張感が、スクラップMSの中に走る。

「前線のバカ共、突破されたらしいな。追撃と拠点爆撃にに航空戦力第二波と三波が来るぞ。こっち(防衛拠点)に向かっているのは無印(通常戦闘機)5、フォローにZ系2機だ」

前時代にも程がある通信機器で
前線から悲鳴とノイズ交じりの無線を聞きながら、レドームでキャッチした敵データをモニターで確認した車長が告げる。
「こんな吹雪の中でカヨ・・・」
愚痴りながら、砲手が厚い雲の向こうに照準を合わせる。

「無印5機はやりすごし、Z系に1射後、後退。敵機が多すぎる。手はず通り拠点は放棄。防衛ラインの味方との合流と考えろ。」
「アイサー!」
遽しく操縦手が、配置に着く。

「・・・砲手、溜まってるからって早撃ちするなよ?」
「オレは溜まってねぇっつの…」

それを最後に、軽口はしばらく…ひょっとした永遠にお預け。
消去法の死神が、吹きすさぶ雪の中で鎌を振り上げた。



・・・長くてゲスくてスマン・・・


ていうかね!
こういう連中が居ても良いと思うのジオン残党!
来やがれぇえええZ!!



って、背中じゃんwww